ロンジンの歴史に名を刻む「コンクエスト」は、1954年にスイス連邦知的財産局の保護を受け、メゾン史上初の腕時計シリーズとして誕生した。「コンクエスト ヘリテージ」は、この記念すべき初代モデルへの深い敬意を込めたコレクションであり、1950年代の洗練された美学と現代の最先端を行く時計製造技術を融合。多くの時計愛好家から熱い支持を集めている。今回発表されたニューモデルは38mm径と40mm径の2つのケースサイズがあり、文字盤とストラップのバリエーションを含め、幅広い選択肢の中から最適な一本を選べるようになっている。
本機はドーム型のサンレイ文字盤が特徴のひとつで、豊富なカラーバリエーションの用意がある。ブラウン、グリーン、ブルー、ブラック、シルバーの5色で、どのカラーも発色が美しく、ロンジンが長年にわたり培ってきた色彩感覚と美意識が活かされている。
ヴィンテージウオッチに通じる趣があるブラウン、グリーン、ブラックの各文字盤には、ファセット加工が施されたローズゴールドカラーのアプライドインデックスをセット。ブルー文字盤にはロジウムカラー、シルバー文字盤にはイエローゴールドカラーのアプライドインデックスが組み合わせられ、それぞれ個性のある表情を作っている。
時針と分針もインデックスの色調に合わせたロジウムカラー、ローズゴールドカラー、イエローゴールドカラーで統一。さらにスーパールミノバ®が塗布されており、昼夜を問わず優れた視認性を継続する。
優れた精度と耐磁性能を誇る「キャリバーL888.5」
オリジナルの「コンクエスト」はケースバックに、ステンレススチールモデルでは魚を、ゴールドモデルでは星座のメダリオンがあしらわれていた。これらは防水機能と冒険の精神、そして品質保証の証であったわけだ。今回のニューモデルは1950年代の「コンクエスト」へのオマージュとして、エングレービングと手作業によるエナメル加工が施されたフィッシュモチーフの18Kイエローゴールド製メダリオンがセットされている。
また、搭載するムーブメントはシリコン製ヒゲゼンマイと革新的な非磁性パーツを使った「キャリバーL888.5」となっている。ISO764規格を遥かに上回る耐磁性能を誇り、磁気を発するスマートフォンやパソコン、タブレットなどとともに安心して使える機械式時計といえる。さらに約72時間のロングパワーリザーブ仕様のため、金曜の夜に腕から外したとしても、週末を挟んだ月曜の朝まで動き続ける実用性を備えている。
ストラップのオプションも豊富で、AUDEMARS PIGUET レプリカマイクロアジャストメント(微調整可能)機能を備えたダブルセーフティフォールディングクラスプ付きの堅牢なステンレススチールブレスレット、またはステンレススチール製ヘリテージピンバックルが付いたブラウンまたはブラックのアリゲーターストラップが標準として用意されている。豊富な文字盤カラーと相まって、自分の理想に合った「コンクエスト ヘリテージ」を見つける楽しさも、魅力のひとつといえよう。
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