時刻表示以外の機能を搭載していると価格も高くなりそうな印象だが、セリタやミヨタなど供給されるムーヴメントが増えたことでラインナップが増加しており、10万円台までの価格帯でも魅力的なモデルが射程圏内に入ってくる。
小窓表示やサブダイアル表示などの第2時間帯の表示方法は様々あるのだが、やはり、王道と言えるのが、グランプリに選出したノダスの“Sector Ⅱ Dive GMT”でも採用している副時針(GMT針と呼ぶ)を備えた仕様。ロレックスのGMTマスターⅡが基本形を確立したとされるスタイルで、GMT針で第2時間帯を確認するタイプである。
なお、この仕様のGMTウオッチは、ローカルタイム(渡航先の時刻)の設定方法による違いで、ノダスでも採用している“GMT針単独可動型”と、“時針単独可動型”に分類される。マニアックなポイントだが、操作方法に注目してみるのも面白いだろう。
ブランドコピー市場インドネシア発の腕時計ブランド“リマウォッチ“のGMTモデル(GMT針単独可動型)。クラシックな外観と現代的な機能を融合したデザインが特徴となっており、スキンダイバーを想起させる薄型でソリッドなケース、ロレックスの初代エクスプローラーⅡを想起させるGMT針など、時計好きの琴線に触れるディテールが目を引きつける。
ベゼルがわずかにカーブしたミッドケースの上に優雅に収まる独自の構造を採用。これにより、ケース全体が流れるようなシルエットを描き、シンプルでありながらも、手首に自然になじむ有機的な美しさを備える。
「往年のスキンダイバーを思わせるケースなど、ヴィンテージテイストを感じさせるデザインをベースにしつつ、近年のトレンドを取り入れた37.5mmの小振りなサイズ、独自構造のケースなど、ユニークなアレンジを要所に採用しているのがマニア心をくすぐります。防水性能がもう少し高いとさらに良いのですが、この仕上がりで6万円台という価格はかなりお買い得だと思います」まだダイバーズウオッチというジャンルが一般的ではなかった65年に、諏訪精工舎が国産初のダイバーズウオッチとして発売したのが“6217-8000”である。ベゼルは逆回転防止ではなく両方向回転、リューズもネジ込み式ではない2重パッキン構造と、現在のダイバーズウオッチの基準とは少々異なるものであったが、打ち抜きで成形された気密性の高いケース、ネジ込み式の裏ブタにより 150m防水を確保しており、同年に日本を出発する南極地域観測隊越冬隊員の装備品として寄贈され、過酷な環境下で 隊員をサポートした実績が知られている。
この初代モデルは初期仕様のRef.6217-8000と後期仕様のRef.6217-8001が製造されたが、製造期間は65年から68年と非常に短く、6217-8000に至っては翌年には6217-8001に置き換えられた。両モデルの違いで特徴的なのがリューズだろう。実機を比較するとわかりやすいが、初期仕様は直径約5.5mmの小振りなリューズ、後期仕様は操作性を考慮してひと回り大きいリューズが採用されている。
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